High-end class
□ FT-1000 HF 200W ALLMODE TRANSCEIVER
Q01.FT-1000 と FT-1000D は何が違うのですか。また、FT-1021シリーズとはどのような違いがありますか。

A01.FT-1000は国内モデルFT-1021シリーズとして、1989年6月発売開始を致しました。本機発売前年の夏、「FX」の仮名称でハムフェアに参考出品して以来、実に多くのご来場を頂いたOM諸氏の反響を得て販売を開始した超弩級YAESU−HFトランシーバーの代名詞ともなるモデルとなったのです。もともとこのFT-1000と、FT-1021の2機種は、出荷国向けに分かれたもので、「D」と付いたのは、標準装備品の違いを明示したもので、製品銘板には海外モデルとして「FT-1000」あるいは国内モデルとして「FT-1021/M/S」と刻まれました。目に見えて大きな違いは、周波数の表示色とSメーターのバックライトの色を共にアンバー色のFT-1000に対して、FT-1021ではパープル色(ホワイト系)として、フロントパネル面に表記された部分で、FT-1000では、「FRONT END」に対して、FT-1021では、「ATT」と題して、受信プリアンプポジションをFT-1000では、「NOR、IPO〜」として、FT-1021では、「PREAMP、OFF〜」と、それぞれ受信アッテネータの切換スイッチを明示していました。これらは表記だけの差で、実際の機能に差異はありませんでした。このほかには出力別にM/Sタイプがあった国内モデルでは、最上位機種に「X」と位置づけて、当時1アマ以上にしか許可されなかった200Wモデルとして販売しています。その後は、1995年8月には国内外共通モデルとして、限定でFT-1000「200Wモデル」を発売しています。
Q02.国内モデルのFT-1021から共通FT-1000に替わって電気回路的にモディファイされた部分はありますか。

A02.FT-1021では、フロントエンドのバンドパスフィルターを切換ているダイオードスイッチに、小信号切換用シリコンダイオードを使用してきましたが、2nd IMD で優れたアイソレーションが得られるRFピンダイオードを入り口側全てに対応。また、オートチューナーのチューニングアルゴリズムの前面見直しを行い、より高速化と、高精度化を実現していますが、電気的に大きな変更点は以上だけで、元もとアナログマシーンの最高峰として熟成期間が長く、完成度が高かったため、とりあげて大きな変更点も無く、完了に至っています。
Q03.FT-1021で、コンテスト・ログソフトを利用した場合、選択機種を共通のFT-1000にして使用しようとしたら動作を受け付けてくれません。この機種間にコンピューターコントロールに関する差異はありますか。

A03.両機種共に、パネル面にある数字キーの[1]と、[3]を押しながら電源をONとすると、表示チェック機能が走り、最後にROMのバージョンを表示します。この時、「YAESU 5.84」と出た場合は、FT-1021純正のROMですので、CATコマンドがこれらのソフトに対応していません。FT-1000として対応させるには、「YAESU 6.00」と表示する「Ver.6」のROMに交換する必要があります。(有料サービス)尚、これ意外での基本動作に差異はありませんので、ログ・ソフトなどを利用しない場合は、特に交換のメリットはありません。
Q04.純正オプションはまだ手に入りますか。

A04.同時異バンド受信をさせようとした場合必要となる、外部バンドパスフィルター「BPF-1」は完全に完了しましたが、サブバンド用500HzCWフィルターが注文作成でご入手できる他、IFフィルターは現行機種のMARK-V用がそのまま利用可能です。 |